「何年も前に作ったホームページだけれど、このままで大丈夫だろうか」。リニューアルを考え始めると、費用をかけて作り直すべきか、少し直せば十分なのかが気になります。
最初に確かめたいのは、サイトの年齢よりも、今の仕事に役立っているかどうかです。小規模な会社やお店の担当者が判断しやすいように、確認する順番と、直す範囲の考え方をまとめました。
まず、7つの項目を実際の画面で確認する
自分のスマートフォンでトップページを開き、初めて訪れたお客様になったつもりで確認してみてください。問題の数を数えるよりも、仕事への影響が大きい項目を見つけることが大切です。
| 確認すること | 見直しを考える状態 |
|---|---|
| 1. 掲載情報 | 料金・営業時間・サービス内容・所在地が現在と違う |
| 2. スマホでの操作 | 文字が小さい、横にスクロールが必要、ボタンを押しにくい |
| 3. 事業の説明 | 誰に何を提供する会社か、最初の画面でつかみにくい |
| 4. 相談までの道順 | 連絡先が見つからない、フォームが使えない |
| 5. 信頼につながる情報 | 会社情報、担当者、仕事の内容が不足している |
| 6. 更新のしやすさ | 小さな変更のたびに困る、誰も更新方法を知らない |
| 7. 管理の状態 | 契約者・管理者が不明、更新期限やバックアップを確認できない |
部分修正でよい場合、作り直しを考えたい場合
情報が整理されていて、スマホでも無理なく使えるなら、古い写真の差し替えや文章の更新で十分な場合があります。たとえば、住所変更とサービス紹介の追記が目的なら、まずは該当ページの修正を検討できます。
一方、複数のページで情報が重複している、目的のページにたどり着きにくい、今の事業に合わない構成になっている場合は、全体の整理から始めたほうが進めやすくなります。更新できない仕組み自体が困りごとの原因なら、運用方法も一緒に見直します。
- 内容の一部だけが古い → 該当ページの更新を検討
- 相談ボタンが分かりにくい → 導線やフォームの改善を検討
- 情報の並び方や管理方法が事業に合わない → 構成・仕組みを含むリニューアルを検討
「新しくしたい」を、ひとつの目的に置き換える
リニューアルの相談前に、いちばん困っていることを一文にしてみましょう。「サービスの違いが伝わらない」「採用の応募方法が分かりにくい」「営業時間を自分で変更したい」など、具体的な困りごとで大丈夫です。
目的が決まると、優先するページも変わります。相談を増やしたいなら、サービス説明と相談までの道順。採用が目的なら、仕事内容と働く環境、応募方法。更新の手間を減らしたいなら、更新機能と担当者の分担を中心に考えられます。
アクセスや問い合わせの記録があれば、直す前の状態も残しておきます。リニューアル後は同じ指標で変化を確認しますが、訪問者が少ない段階で、問い合わせ数だけから良し悪しを決めつけないようにします。
今のサイトで残すものも、先に決めておく
リニューアルは、すべてを捨てる作業ではありません。お客様に案内しているURL、使い慣れたメールアドレス、役立つ説明や写真は、残せるか確認しておきたいものです。
ページのURLを変える場合は、古いURLから対応する新しいページへ転送する設計が必要になります。名刺、QRコード、広告のリンクも確認対象です。公開直前に気づくと手戻りが出るため、制作の初めに一覧にします。
- 残したいページ、文章、写真
- 検索や外部リンクから訪問されているURL
- 名刺・チラシ・広告で案内しているURLやQRコード
- ドメインとメールの利用状況
- 問い合わせ先と更新を担当する人
相談時は「今のURL」と「困っていること」から
依頼する範囲を決めきれなくても、今のホームページのURLと困っていることがあれば、相談の出発点になります。可能なら、スマホで使いにくい画面のスクリーンショットも添えると伝わりやすくなります。
となりのWeb制作パートナーでは、現在のサイトを確認し、残す情報と改善する部分を整理してご提案しています。全面的なリニューアルを前提にする前に、どこを直せば今の事業に役立つかを一緒に考えます。
よくある質問
何年ごとにリニューアルすればよいですか?
一律に何年ごととは決められません。事業内容の変更、スマホでの使いにくさ、更新できない状態など、実際の困りごとを基準に判断します。
リニューアルすると検索順位は上がりますか?
リニューアルだけで順位が上がるとは限りません。必要な情報を充実させ、使いやすさを改善することが基本です。URL変更やページ削除がある場合は、検索からの入口を失わないように計画します。
参考にした公式情報
設定方法は、実際に利用しているサービスの案内もご確認ください。
- Google 検索セントラル:モバイルファースト インデックスに関するおすすめの方法(新しいタブで開きます)スマホ版でも必要な情報を提供する考え方
- Google 検索セントラル:URL の変更を伴うサイトの移転(新しいタブで開きます)URL変更時の転送と移転後の確認



