うちのAIクリエイティブ

AI CREATIVE NOTES 02 / 品質を整える

AIで作ったデザインが素人っぽい?公開前に見直したい7つのポイント

AIで作ったバナーやチラシの違和感を、情報の優先順位・文字・余白・画像・ブランドの統一感など7項目から点検。修正の順番と確認用チェックリストを紹介します。

まず、結論から。

画像の見栄えだけを直す前に、「誰に、何を伝え、どう動いてほしいか」を確認しましょう。そのうえで情報の優先順位、文字、余白、画像、ブランド、事実、掲載サイズの順に点検すると、直す場所を絞れます。

AIで作った画像はきれいなのに、告知として見るとまとまらない。何度作り直しても、自社の販促物としては使いにくい。そんなときは、生成の指示よりも、情報の組み立てに原因があるかもしれません。

この記事では、SNS画像やバナー、チラシを公開する前の確認方法をまとめます。デザインの専門用語を覚えるより、「どこを直すと伝わるか」を判断するための道具として使ってください。

情報の優先順位と余白を整えると、伝わり方が変わります。
情報の優先順位と余白を整えると、伝わり方が変わります。

見た目を直す順番

01

伝える

相手・目的・主役の情報

02

整える

文字・余白・写真

03

確かめる

事実・サイズ・行動先

1. いちばん伝えたい情報が、ひとつに絞れているか

割引、商品の特徴、イベント、会社紹介を同じ強さで載せると、読み手は何を見ればよいか迷います。まず「今回の主役は何か」を一文にしましょう。

たとえば架空の店舗の相談会告知なら、「無料相談会を開催」が主役で、「日時」「対象」「申込先」がそれを支える情報です。背景の装飾を増やす前に、この順番が目で追えるかを確認します。

迷いやすい状態最初の修正
すべての文字が大きい見出し・補足・詳細の3段階に分ける
見出しを読んでも内容が分からない開催内容や対象を具体的に書く
特徴を全部載せている今回伝える点を1つに絞り、詳細はリンク先へ

2. 文字を、画像の飾りではなく読める情報として扱う

小さな文字を無理に詰め込まず、読む順番に沿って整理します。AIで生成した画像内の文字は、誤字や不自然な形が残っていないか必ず確認してください。

価格・日付・連絡先などの重要情報は、編集できるテキストとして配置すると、確認や次回の変更がしやすくなります。書体を増やすより、同じ書体の大きさや太さで差をつける方法から試してみましょう。

3. 余白と揃える位置に、共通のルールがあるか

文字や写真が端に近すぎると、内容が窮屈に見えます。左右の端、見出しの始まり、情報ブロック同士の間隔を見比べ、意図しないズレを減らします。

迷ったら、情報を増やすのではなく一度減らしてみてください。ロゴの周囲や重要な見出しの周りに余白をつくると、主役が分かりやすくなります。余白の量は媒体と文字量に合わせて決めます。

4. 画像は「きれい」だけでなく、内容に合っているか

商品説明に関係のない華やかな画像は、伝える内容をぼかしてしまうことがあります。実物を紹介したいのか、利用シーンを説明したいのか、抽象的なイメージを添えたいのかを先に決めましょう。

実際の商品や実績を示す場面では、事実と照らし合わせられる素材を優先します。生成画像を使うなら、形状、人物の手、背景の文字、不自然な合成部分も点検します。実際の提供内容だと誤解されない見せ方も必要です。

5. 自社のほかの制作物と並べて違和感がないか

1枚だけなら良く見えても、Webサイトや過去の投稿と並べると雰囲気が違うことがあります。ブランドの統一感は、毎回の生成結果に任せず、色・書体・ロゴ・写真の扱いなどをテンプレート側で固定します。

「高級感」「親しみやすさ」のような言葉だけでは、解釈が分かれます。良い見本と、避けたい見本を1つずつ置き、「色数が少ない」「文字を斜めにしない」など、判断できる理由を添えましょう。

6. 価格・日付・条件・リンク先を元の情報と照合したか

デザインを整える作業と、情報が正しいか確認する作業は別です。AIがもっともらしく補った説明が混ざっていないか、原稿や価格表と照合します。

特に、対象者、適用期間、税の扱い、予約の要否といった条件は、文字が小さくても重要です。表現の適否や権利関係の判断が必要な場合は、責任者や専門家にも確認してください。生成したことだけを理由に、自由に使えるとは判断しません。

7. 掲載する大きさで読めて、次の行動が分かるか

制作画面で拡大した状態だけで確認せず、SNSならスマートフォン、チラシなら実際の印刷サイズを想定して見ます。細かい文字が読めるか、画像が切れていないか、申込先が見つかるかを確かめましょう。

「詳しくはこちら」と書いてあるのにリンクがない、QRコードが読めない、投稿文と画像の日付が違う。こうした最後の抜けも、公開前のチェックに含めます。

プロに頼むなら、作り直しだけでなく「判断基準」も残す

何度も同じ修正が起きるなら、完成品だけを受け取るより、なぜ直したのかを共有し、テンプレートやチェックリストに反映する方法があります。次回の担当者が同じ判断をできることが、内製化の土台になります。

うちのAIクリエイティブでは、実際の制作物を題材に、社内で扱う範囲とプロが関わる範囲を整理します。大切な広告やブランド表現まで、無理にAIだけで完結させる必要はありません。

NEXT STEP

自社の場合を、整理してみる

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よくある質問

プロンプトを変えるだけで直せますか?

素材の雰囲気は変えられても、情報の優先順位やブランドのルールは人が決める必要があります。再生成の前に、直す理由を一文にしてみましょう。

デザイン未経験の担当者でも確認できますか?

事実・誤字・情報の抜けは確認しやすい項目です。見本とチェックリストを用意し、品質判断が難しい部分にはプロのレビューを組み合わせます。

LET'S TALK

制作物のどこを見直すか相談する

「なんとなく違う」を具体的な修正ポイントへ。お手元の制作物と困っている点をもとに、必要な支援を整理します。

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